2025.11.04東京都/131024_中央区/にじいろ保育園 小伝馬町
10月28日【すくわく】活動の『ねらいと目的』
乳児体操あそびから、今回は2歳児ふたば組の様子、そして活動にこめられた『ねらいと目的』についてお伝えいたします。

保育は必ず計画に基づいて行われており、その中に大きな目標となる『ねらい』と、そこに至るために経験してほしい内容『目的』が設定されています。例えば『健康な体をつくる』というねらいのために『思いきり身体を動かして遊ぶ』という目的があり、結果として活動内容が「広い公園に散歩に行く」になる、のような形です。
もちろん体操あそびにもこれらは設定されており、ふたば組での年間のねらいは『①基本的な運動機能を高める』『②自分の身体を意識して動かす力を養う』『③好奇心ややってみたい意欲を引き出す』『④安全な身体の使い方や空間の認識を身に付ける』となります。
今回の体操あそびで経験した内容がどんな目的でねらいを目指しているのか、見ていきたいと思います。

マットで作ったトンネルくぐり。目的は『狭い空間に合わせて自分の身体を小さくして動かす』で、特に上記②④が意識されています。子どもたちは「くらーい」「せまーい」と楽しみながら行っており、そういう面では③も加わってきます。またハイハイでの移動は背筋を鍛えることにも繋がっています。


マット運動で、どんぐりころころとヒザ歩き。目的は『回転する体の操作や感覚の経験』『背筋を立てた状態で下半身を動かす』で、ねらい①②を中心にしています。どんぐりころころは手をしっかり頭の上に上げることで腹部に力が入るそうです。また、ヒザ歩きには股関節を調整し内股を改善する効果もあるとのことです。


段差や坂道を、手を使わずに上り下り。目的は『足にしっかり力を入れて動く』『転落しないようにバランスを取る』で、ねらい全てに関わってきます。自分で進み方を考えることで、チャレンジする楽しさも味わっていました。


曲がった橋を渡った先でジャンプ。目的は『道幅を見ながら安全に気を付けて進む』『マットに向けて大きくジャンプする』で、こちらも全てのねらいに関わります。ジャンプは年度初めに講師が様子を見て経験が少なそうと課題に感じていた部分でもありましたが、体操あそびを通してかなり自信をもって跳べるようになってきました。


最後は鉄棒です。目的は『しっかりと棒をつかんで自分の体重を5秒支える』『腹筋を使って足を持ち上げ、棒に5秒付ける』で、ねらい①②を目指しています。また目標達成の喜びという意味で③、落ちないようしっかり握る意識を持つという意味で④にも関わってきます。
以上見てきましたが、『ねらいと目的』を達成する原動力になるのは子ども自身の『楽しさ』や『自信』です。これらを引き出してあげることで、子どもたちは自分たちから様々なことを経験していってくれます。
背景にはしっかりとした計画を意識しつつ、表では何より子どもたちの楽しさと笑顔を大切にする保育を、これからも行っていきたいと思います。


