2022.10.14給食ブログ
10月14日(金)の給食
【幼児食】
・御飯
・さんまの塩焼き
・切干大根の煮物
・みそ汁(じゃがいも・小松菜)
・柿
【材料】切干大根の煮物(約4,5人分)
・切干大根 … 22g
・人参 … 40g
・厚揚げ … 85g
・かつお・昆布だし汁 … 170g
・砂糖 … 6g(小さじ2)
・しょうゆ … 11g(小さじ2弱)
・みりん … 6g(小さじ1)
【作り方】
1 切干大根を水で戻して、食べやすい長さに切る。
2 人参を千切りにする。
3 厚揚げを食べやすい大きさに切る。
4 鍋に1・2とだし汁を入れて煮る。
5 切干大根がやわらかくなったら3と調味料を加えて味が染みるまで煮含める。
【ポイント】
・今回は油を使わないレシピとなっていますが、ごま油で切干大根と人参を炒めてからだし汁を加えたり、最後にごま油を回し入れることで風味がアップします。
・しめじやまいたけ、エリンギなどのお好きなきのこを加えると、栄養価や風味がアップし、秋らしいメニューになります。
*旬の食材「さんま」について
秋に旬を迎えるさんまは脂がのってとても美味しく、栄養価の高い魚のひとつです。
良質なたんぱく質に加え、貧血防止の鉄分や丈夫な骨を作るために必要なカルシウムやビタミンDも多く含まれています。
また、EPAやDHAも豊富で、特に皮と身の間に多く含まれています。
DHAは脳の神経伝達に伝わり、記憶力や学習能力を向上させる効果があります。
美味しいさんまを見分けるポイントは、体の後ろ部分がやせてなく、幅が広くて小顔に見えるものがよいでしょう。
口と尾びれの付け根が黄色いものは脂がのっています。
*旬の食材「柿」について
「柿が赤くなると医者が青くなる」という言い伝えがあるほど栄養の宝庫です。
特に、風邪の予防や疲労回復の効果が期待できるビタミンAとビタミンCが豊富に含まれています。
他にも、食物繊維が豊富なので、便の出をよくする効果が期待できます。
食べ過ぎると下痢を起こすこともありますので注意が必要です。
また、滑りやすく窒息や誤嚥を起こす危険性があるため、形状や大きさに気を付け、食べる様子を見守りましょう。
子どもの頃から食べ物の旬を知り、旬の恵みを味わうことは豊かな感性や味覚形成にとても重要です。
旬の食材を献立に取り入れ、会話も楽しみながら食事の時間を過ごしてみてくださいね。
にじいろ保育園西亀有
栄養士 葛西 良美