2025.04.30東京都/131148_中野区/にじいろ保育園 中野野方
とうきょう すくわくプログラム活動報告書
活動のテーマ
・様々な国について知り、理解を深める。
・世界の国と日本との違いについて関心を持つ。
テーマの設定理由
・日本以外の国に行ったことのある児、行ったことのない児と様々であるが、会話の中で時差の話や、外国の話が出てくることがあった。海外へ行ったことのない児も様々な国について興味を持ち、関心を広げられるようテーマを設定した。
・まずは日本についての理解を深め、そこから海外との違いはどんなことがあるのか、反対に似ていることろはあるのかなど、興味を持ち、自主的に調べられるようにしていきたいと考えた。
活動スケジュール
9月:マグ―タイムズを読みオーストラリアについて知る。
地球儀を見ながらオーストラリアがどこにあるのか調べる。
10月:マグ―タイムズを見ながら世界の絵を描く。
・シンガポールパーティ・中国獅子舞を折り紙で折る。
11月:インドパーティ・世界ボックス開封
12月:グアムパーティ・グアムについてまとめ理解を深める。
1月:世界トークで気持ちに関する英語を学ぶ。マグ―タイムズで新年の行事について知る。
2月:世界アドベンチャー:散歩をしながら英語の物を見つけたり、海外の方に
インタビューしたりする。世界トークで曜日に関する英語を知る。
3月:保育者に切った木のパズルに海外に関する絵を描く。
世界トークで月に関する英語を知る。
活動のために準備した素材や道具、環境の設定
・子どもたちが集中して行えるよう、少人数ずつで行った。子どもたちが自由に絵を描いたり自由に表現ができるよう色鉛筆や画用紙を用意した。
・マグ―タイムズや世界ボックス・地球儀は手に取って見られるようにした。また、世界について理解を深められるよう世界に関する図鑑を購入した。
・世界トークや世界パーティでは子どもたちが楽しんで行えるよう、プロジェクターや大きなスクリーン・カメラ等を準備した。
・子どもたちが世界のおやつに親しみを持てるように知るため、回転台を作り、「回転おやつ」として世界のおやつを提供した。
探究活動の実践
・月に一回マグ―タイムズを読む時間を作り、様々な国について理解を深めていった。
日本で食べられる果物、日本にはないが世界にはある食べ物など、似ている所や違う所について学んだ。新年の行事に触れた際には、「日本とちょっと違うね」と気づく児もいた。
・世界パーティでは「時差ってどれくらいあるんだろう」と話をしながら関心が持てるようにした。実際に時計を見ながら「長い針は同じだけど短い針が違うね」とじっくりと見る姿が見られた。また日本の手遊びだけでなく、その国々の手遊びも教えてもらい見よう見まねで行っていた。
・世界ボックスを開封し、中身について説明を行った。初めて見るものばかりで興味津々で話を聞いていた。特に楽器類は人気で実際に音を鳴らして遊んでいた。
・中国獅子舞やグアムの踊りに関する折り紙を行い完成すると自分で動かしながら遊んでいた。
・世界のおやつを月に一回ずつ回転おやつとして提供した。提供される国のおやつの「いただきます」や「ごちそうさま」などに関心を持ち、翻訳機を使って調べていった。

活動中の子供の姿・声、子供同士や保育者との関わり
・マグ―タイムズでは子どもたちが自由に手に取り、子ども同士でクイズを出し合っていた。何度も読んでいる児は答えを覚え、写真を見ただけでクイズを出す前に「〇〇!」と答えを言う姿見見られた。保育者も一緒にクイズに参加し理解を深めることができた。
・世界トークではマグ―というキャラクターに親しみを持ち、「マグ―とお話しするの?」と楽しみにする姿が見られた。マグ―が登場すると「hello」と挨拶をし慣れてくると「おはようって英語でなんて言うの?」と保育者に質問をしながら「good morning」と進んで挨拶をしようとする姿も見られた。一人ひとり質問に答える場面でも発音が少しずつ上手になりはっきりと答えていた。
・世界ボックスではマトリョーシカやスチールタンなどが人気でマトリョーシカは大きい順に並べてみたり、スチールタンを優しく鳴らし音を楽しんだりする姿が見られた。
・世界アドベンチャーの後には「ここにも英語あったよ」と園内を探してみようとする姿が見られた。またインタビューで教えてもらった「プーティン」という食べ物を図鑑で派遣し教えてくれる児もいた。

振り返りによって得た先生の気づき
英語教室で英語は教わっているが、それ以外の言葉や国について関心を持つ児はあまりいなかった。しかし、世界パーティや世界トークを通して様々な国について関心を持ち、どんどん知識を得てもっと知りたいと思うようになっていった。保育士も子どもたちの変わっていく様子に刺激され、子どもに学んでもらうだけでなく一緒に学んでいくことが大切であると感じた。マグ―というキャラクターがいたことでより親しみを持って活動を行うことができた。今年度最後の世界トークが終わった後も「またマグ―とお話しできる?」と楽しみにする姿が見られたため今回で終わりではなく継続して様々な国に触れる機会を作っていきたいと感じた。世界アドベンチャーでは普段通っている道にも英語の物があふれていることに気づき、日常生活の中でも意識して見ていけたらよいと感じた。すくわくプログラムではマグ―タイムズのクイズをすることが多かったが、クイズはとても楽しんで行っていたため子どもたち自身が得た知識や本などで、オリジナルのクイズを作っていってもよかったと感じた。今後の保育に活かしていきたい。


