にじいろ保育園ブログ

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にじいろ保育園 南大井

「おしょうがつのあそびっていっぱいあるね」

1月5日に正月の集いを行いました。正月遊びの種類や由来なども聞いて、子どもよりも大人の方が「へぇ~」と声が上がっていました。

福笑い:出来上がった顔を見てみんなで笑い合うことから、「笑う門には       福来る」ということわざのように縁起が良く、お正月に相応しい遊びとされていったと言われています。
凧あげ:「立春の季に空に向くは養生の一つ」(立春の季節に空を見上げ  るのは健康にいい)という言葉が由来だと言われています。その年の健康を祈って凧揚げをするようになったということですね。また、「凧が高く揚がると神に願いが届く(子どもが健やかに成長する)」ともされていて、願掛けとして凧揚げをすることもあるようです。
こま:まっすぐと芯が通ってよく回ることにちなんで「物事が円滑に進む」「お金が良く回る」という縁起物として、お正月に定番の遊びとなったようです。
双六:サイコロの目によって運命が決まるため、「その年の運試し」としてお正月に遊ばれるようになったと言われています。
羽子板:羽つきの羽についている黒い玉は、「無患子(むくろじ)」という植物の実。この漢字は「子どもが病気にならない」という意味なので、その年の健康を願って遊ばれるようになったと言われています。また、顔に墨を塗るのも、魔よけの意味が込められているそうですよ。
お話を聞いた後は、さっそくお正月の遊びをみんなで楽しみました。まずは、乳児クラスです。
初めての遊びだったのか、「これはなんだろう」と不思議そうな顔をしている子が多かったですが、保育者が見本を見せると、「やってみたい」と積極的に遊んでいました。

そら組・たいよう組は牛乳パックを使ったコマづくりに挑戦。色を塗ったり、絵をかいたりとオリジナルのコマができて子どもたちも大盛り上がりでした。

うみ組は、そら組とたいよう組が製作している間、一足先にコマや福笑い、お手玉を楽しみました。初めはなかなか難しいコマとお手玉でしたが、保育者が手伝ったり自分でもやってみたりしながら、夢中になって遊びました。特にコマが回った時の歓声は嬉しさが溢れていましたよ。

そして、そら組もたいよう組も正月遊びを楽しみました。双六や福笑いは複数の友だちと一緒に「やった!つぎは10すすめる」と盛り上がっていました。コマはやはり難しいようで、保育者の見本を見ながら出来るまでやってみようと悪戦苦闘。それでも、紐を巻き付けようと夢中になっていました。
福笑いは、やはり出来上がった顔にみんなで大笑い。どの遊びも、子どもたちの楽しそうな声が響き渡っていました。


お正月遊びには、縁起の良さや色々な願いが込められています。また、レトロな遊びには、色々な「学び」が複合的に入っていることがあります。
コマの紐をつけるには微妙な力加減が必要です。それは、紐を回しながらでなければ学ぶことができない物です。それと、投げた時の紐を引く力加減とタイミングも大切です。また、福笑いには目隠しをされた状態でも、顔の位置関係や大きさなどをイメージする力が必要になってきます。
双六は、ルールを守ることやコミュニケーションを楽しむことなど、社会性の学びに繋がります。
経験することは、子どもたちにとっても大きな力になるのではないでしょうか。
ご家庭でも楽しんでいただければと思います。

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