にじいろ保育園 南大井

いらっしゃいませ~!たいようぐみレストランへようこそ

子どもたちが見通しを持って生活が出来るよう、クラスにカレンダーを掲示していたら、「ねぇ、せんせい。きんろうかんしゃのひってなに?」と質問が出たので、勤労感謝の日について話をしました。その中で、どんな仕事があるのだろうと考えてみると、身近なお店屋さんの名前がズラリ。
また、おままごとでお金を手作りして、お店屋さんごっこを楽しんでいたこともあり、自然と「みんなをよんで、おみせやさんごっこしたい!」という流れになりました。

「お店には何が必要かな?」「お店屋さんのメニューは何がいいかな」など子どもたちと一緒に考えてきました。子どもたちが自分で「やりたい」と決めたことだからこそ、主体性が生まれ一つ一つの取り組みに対して積極的な姿が見られました。

少しずつ出来上がっていくお店屋さん。「どんなお店が出来るのだろう」と他のクラスの子どもたちも、保育者もワクワクしています。
すると、たいよう組から、うみ組・そら組・主任・園長などにお店屋さんの招待状が届きました!「やったー!おみせやさんにいける!!」と嬉しそうな子どもたち。当日が近づいてくると「もうすこしだね」と話をするほど楽しみにしていました。

お店屋さんをオープンする前に、プレオープンとして、たいよう組でごっこあそび。お店屋さんも、お客さんも順番に交代しながら、自分たちで作ったお店を満喫していました。

そして、待ちに待った「たいようぐみレストラン」のオープン日。
お店を利用するにはお金が必要…ということで、キャッシュカードも作ってくれました。まずは、そのカードを持って銀行へ。お金を受け取ってから3種類のお店に並びます。ラーメン屋さん・アイスクリーム屋さん・お寿司屋さん。どのお店も美味しそうで悩みます。


たいよう組さんも大忙し。「いらっしゃいませ~。」「おいしいよ。」「ありがとうございました」気持ちの良い声が響き渡り、お客さん一人ひとりに「なにがいいですか?」と丁寧に声をかけて作ってくれました。
どの表情をとっても、みんな輝いていました。目頭が熱くなるほど子どもたちの笑顔が素晴らしかったです。

子どもたちの「やってみたい」と思ったことが、どんどんと繋がり今日という楽しい1日を迎えることができました。この「やってみたい」の思いを見逃さず、大切に受け止めていくことが、子どもたちの主体性に繋がり、さらには自己肯定感へと繋がっていくのではないかと思います。
「自分大好き・友だち大好き・みんな大好き」そんな気持ちを育んでいけるよう、「遊びの中の学び」「やってみたい・主体性」「自己肯定感」を大事に日々の保育で一緒に楽しく過ごしていきます。また、今回のお店屋さんごっこで、改めて子どもたちの素晴らしさと表現・創造力の豊かさを感じました。子どもたちから、たくさんの学びと気付きをもらえたと思います。

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